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普段治療をしていると「靴が合わなくて足が痛い」「枕が合わなくて首や肩がいたい」「布団が合わなくて腰が痛い」と訴える患者さんが多くいらっしゃいます。
でもそれらが合わないのは靴や枕のせいなのでしょうか??
実は本来、靴や枕や布団に合わせるのは人間のほうなんです!!
例えば靴の場合、足には多くの骨がありその数だけ関節もあります。足首以下には20以上の関節があります。それらが動いて骨の位置を変えて様々な靴の形状に合わせるのです。
枕の同じで頚椎などの関節が枕の形状に合わせて動き、枕と密着できるのです。布団も同じです。
身体の多くの関節が動き骨の配置を変えることによって身体に負担がかからないようになっているのです。関節が固まると骨の移動ができなくて適切な骨の配置になれず、靴が合わなくなるのです。
AKA博田法は関節面の動きを正常に戻し、骨が自由に動けるようにする事によって身体への負担を減らし快適な環境にしていく治療法です。
治療には根本治療と対症療法があります。根本治療とは「なぜ痛みが出たのか?真の原因は何なのか?」と見極めその原因自体を改善していきます。対症療法とは痛みがある箇所を何とか痛みを取る治療で原因を治すわけではなくとにかく症状を抑えます。
対症療法は痛みがすぐに取れる場合もありますが往々にして再発の可能性が高いです。根本治療は原因を治していくので時間がかかる場合もありますが再発の可能性は低くなります。
現在の治療のほとんどは対症療法で痛みがある箇所に電気治療をしたりマッサージをしたり湿布を貼ったり鍼をしたりします。この場合一時的にはよくなりますがまた痛み出したりします。
軽い症状の方は対症療法でいい場合もありますが、症状がひどい方や長い間その症状で苦しんでいる方は根本から治さないと良くなりません。
AKA博田法は根本治療です。多くの場合、症状は筋肉や皮膚などに出ますがその原因は関節の動きにあることが本当に多いのです。関節面の動きが狂うことで筋肉が緊張したり関連痛が起こったりコリになったり痺れたりします。
AKA博田法は仙腸関節をはじめ身体の関節の動きを正常にしていく施術です。
椎間板ヘルニアは背骨の骨と骨の間にある軟骨組織の椎間板が潰されて中身が出たり椎間板自体が変形して神経を刺激するものです。
なぜ椎間板が潰れたり変形したりするのか?
その答えは簡単です。。背骨に圧力がかかり続けるからです。。
ラグビーや相撲などのコンタクトスポーツで背骨に強い衝撃がかかる人なら分かるんですが、椎間板ヘルニアの患者さんの多くはそういうスポーツなどしていません。
ではなぜ普通の生活をしているだけでも背骨に圧力がかかるのか??
答えは関節が機能していないからです。関節と言っても膝や肩や股関節などの大きく動く関節ではなく骨盤の仙腸関節や背骨の椎間関節などです。これらの関節は動きは小さいのですが関節面が滑ったり回旋したり動くことで背骨の圧力を抜いています。特に仙腸関節は背骨全体の圧力を抜いているので最も重要です。これらの関節の動きが悪くなったり固まったりすると背骨に圧力がかかり椎間板が潰れてヘルニアになるのです。
AKA博田法はこのような関節、特に仙腸関節の動きを正常に戻し身体への圧力や負担を減らすことによって痛みなどの症状を改善させる施術なんです。
今年も痛みに苦しむ患者さんの助けになるようにAKA博田法で施術していきます。
AKA博田法の技術には終わりはないので日々の臨床経験からさらに技術を極め、治療が難しい患者さんにも対応できるようにしていきます。
AKA博田法を始めて22年になりますが、いまだに新しい感覚や発見があります。奥が深い治療法ですので追究していきます。
これからもよろしくお願いいたします。
青井三丁目鍼灸整骨院 院長 梅田亨紀
12月31日(金)~1月4日(火)までお休みとさせて頂きます。
12月は30日(木)まで通常通り受付いたします。
1月は5日(水)より通常通り受付いたします。
これからも青井三丁目鍼灸整骨院をよろしくお願いいたします。
院長 梅田亨紀