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2022 7月の記事一覧
患者さんが困っている痛み・コリ・しびれなどの症状は多くの場合、骨盤や背骨などの関節機能が悪くなった結果起こります。
身体の関節の中で関節面が凸凹しているのは骨盤にある仙腸関節だけです。関節面が凸凹しているので日常の動作でも動きが悪くなったり引っかかりができたりして機能障害を起こします。仙腸関節が機能障害を起こすと仙腸関節周りの関節包・筋肉・靭帯が過緊張を起こします。この過緊張は上下に広がり背中や大腿部の過緊張も引き起こします。
こうした過緊張が痛みやコリ・しびれの原因となります。
背骨周りの筋肉が過緊張を起こしそれが長期間続けば背骨一つ一つの関節の動きも制限され背骨の関節の機能障害を起こします。
つまり仙腸関節の機能障害を放置していると過緊張が広がり背骨の関節や股関節・膝関節の機能障害も引き起こします。
ですから膝関節・肩関節・頚・股関節などの痛みも元々は仙腸関節の機能障害が原因であることが多いのです。
AKA博田法は仙腸関節をはじめ関節をスムーズに動くようにして筋肉などの過緊張をとります。その結果、痛み・コリ・しびれなどの諸症状も改善していくのです。