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2017 11月の記事一覧
50歳代くらいまでで膝の変形が無く正座が出来ない人は仙腸関節機能障害により筋肉・靭帯・関節包などの軟部組織の過緊張が起こりそれが広がって膝の屈曲の障害になっている場合や仙腸関節機能障害による関連痛の痛みで屈曲できない場合などがあります。
これらの場合はどちらも原因は仙腸関節の機能障害にあるのでAKA療法でその機能障害を治せばすぐに曲げられるようになります。
60代以上の骨の変形を伴った場合は膝自体がガチガチになり、膝関節面のすべりや回旋などの関節包内運動が阻害されている場合があります。もちろん若い人と同じ原因の場合や複合的な原因の場合もありますがガチガチに硬くなっている場合は時間もかかりますし完全に正座できるまでは改善しない場合もあります。
このような場合は仙腸関節機能障害をAKA療法で改善させ更に膝関節面の滑りを誘導しながら曲げていきます(AKA博田法構成運動)
そうすると次第に関節面のすべりや回旋が起こるようになり膝をスムーズに曲げたり伸ばしたりできるようになります。
もちろん正座が出来るまでに改善する患者さんも多くいます。