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2021 6月の記事一覧
年を取っているとAKA博田法でも治るまでに時間がかかるのか。
AKA博田法は関節機能を治す治療法です。関節機能が悪くなるのは最初に仙腸関節の動きが悪くなり、その影響で背骨の椎間関節の動きが悪くなったり膝や股関節の動きに制限が起こり悪化していきます。
仙腸関節は特殊な構造で関節面が凸凹しています。これは他の関節には無く仙腸関節だけの特徴です。この関節面の凹凸が絶妙にうまく噛み合ってきれいに動いています。
しかし何らかの原因で軌道がずれたり仙腸関節に極端な荷重がかかったりすると関節面が引っかかったり関節面を刺激したりします。関節面が刺激されると周りの筋肉や関節包や靭帯などの軟部組織は過緊張を起こします。このような状態が長く続けば過緊張状態の軟部組織は固まったり変性を起こしたりします。
つまり関節機能が悪い状態が長くなるほど周りの組織が硬くなったりして治しにくくなります。
ですから年を取っているから治りにくいのではなく悪い期間が長い人ほど治りにくいのです。これはAKA博田法で施術してもそうです。ただ若い人は関節機能が悪くなったといっても長くて10年くらいですが年を取っている患者さんでは30年、40年悪い人もいるので治りにくい人は多いのです。
普通ガチガチに固まった関節は治せませんがAKA博田法では治せる可能性が十分にあります。あきらめずにAKA博田法を受けてみてはいかがですか?
「AKA博田法で身体が曲がっているのがなおるのか??」
このような質問をされる事が多いのですが、答えは、、治る部分もあるし治らない部分もあります。
詳しく説明すると。。例えば身体が曲がっていたり背骨が変形していたり膝が伸びない曲がらないなどの悩みを抱えている患者さんは多いのですが、身体が傾いてる原因して骨が曲がっているのか筋肉が縮んで(過緊張を起こして)曲がっているのかが重要です。
仙腸関節機能障害で筋肉の過緊張が起こり身体が曲がってしまう患者さんは多いんです。この場合AKA博田法で仙腸関節の機能を治せば筋肉の過緊張が緩み身体は元に戻ります。しかし側弯症などの場合は骨自体の変形なので元に戻すことは難しいです。
加齢とともに腰や背中が曲がってしまった場合はどうか。。この場合、骨自体の変形と関節の硬化が療法起こっている場合がほとんどです。腰や背中が曲がっている高齢者の患者さんを診ると骨自体も曲がっているし背骨の多くの関節も固まって動きません。先ほど述べたように骨自体の変形は治せませんが関節が固まっているのはAKA博田法で治せます。
つまり腰が曲がった患者さんもけっこう腰が伸びるようになります。骨の変形が無ければ、関節の動きを戻せば完全に治せます。(関節がカチカチに固まっている場合、完全に戻せない場合もあります)
膝も同様に骨自体の変形と関節面の動きが固まていることが同時に起きている場合が多いので、結論を言うと骨の変形は治せませんが間瀬面の動きが固まっているのは治せます。(これも程度によりますが、カチカチに固まっている場合は完全に治すことは困難ですが、カチカチでもある程度動くようにする事は可能です。)
このようにAKA博田法で関節面を動かせるようにできますので腰が曲がっている方でも諦めないでください。