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2018 10月の記事一覧

AKA博田法の指導医であった父について

2018.10.29 | Category: 未分類

僕の父は足立区で「梅田整形外科」を開院し50年以上治療をしていました。僕が子供の頃は父は整形外科なのに鍼治療を取り入れて腰痛や膝痛・頸の痛みなどの患者さんに治療していました。薬による治療や電気治療だけだは腰痛などを治せなかったのです。

しかし博田先生にAKA博田法を教えて頂いてからは、AKAの治療効果に感動し鍼治療もやめてAKAだけに専念するようになったのです。治療効果も抜群で次々に腰痛などの患者さんを治していきました。

僕は医療とは関係ない仕事をしていたのですが父がAKAのすごさをいつも話してくれていたので次第にAKA博田法に興味を持ち父に教わるようになりました。

AKA博田法の指導医が家の中にいるという環境は今考えればなんて運がいいのでしょう。毎日AKAの技術を教えてくれるのです。僕もAKAを始めて18年になりますが最初の10年は本当によく父の指導を受け上達していきました。

そんな父も年には勝てず身体も思うように動かず指先の感覚も鈍ってきて梅田整形外科を閉院してしまいました。父のところに来たAKA希望の患者さんは僕が引き継いでいます。これからも父のように腰痛などで悩む患者さんを救っていきたいと思います。

AKA博田法

2018.10.23 | Category: 未分類

現在でこそAKA博田法の認知度は上がってきましたが僕がAKA博田法を父に習い始めた頃は知る人ぞ知る治療法でした。しかし父が次々に腰痛や首の痛み膝の痛みの患者さんを治していくのを見てそのすごさに驚きました。当時は父が骨盤の辺りを触って少し力を入れているだけのように見え、こんなんで治るのかと思いましたが嘘のように治る患者さんがたくさんいました。

現在自分も当時AKA博田法の指導医であった父(現在は閉院し引退しました)に教わったAKA博田法で施術を行って18年経ちましたが当時父が骨盤の辺りを触っただけで治しているように見えた施術が手に取るように分かります。AKAは感覚の要素も強いので基本を教わったらあとは多くの患者さんの身体を施術して感覚を磨いていくしかありません。ですからセンスもありますが様々な身体や症状に対応できるまでには最低10年以上はかかると思います。(10年でも駆け出しです)

またAKA博田法を患者さんが受ける場合、受けられる施設の数も少なくAKA博田法の指導医の先生がひとりもいない県も結構あります。東京都では多い方ですが、10件もありませんし指導医の先生は予約でいっぱいです。足立区では僕の父が唯一AKAをやっていたのですが廃業し父のところに来ていた患者さんも僕が引き継いでやっています。

AKAをやっているとどこで治療しても何年も治らなかった患者さんが治る例がかなりあるのでそういった患者さんは感動してくれて友達や知り合いで腰痛などで困っている人に紹介してくれるのですがAKA博田法を説明する事が難しく理解してもらえないのと他の整体やカイロ・骨盤矯正などと同じと思われてしまいます。

まずAKA博田法は医師である博田節夫先生が開発されその後数多くの医師が参加して臨床や研究を重ね現在に至っているという事が決定的に違います。医師が開発した徒手療法はほとんどありませんが、整体師などが独自に開発した治療法は何百とか数えきれないほどあります。

あとはAKA博田法は反射を起こさない状態で施術を行うために最小限の力しか加えないのでほとんど触っているような感じで小さい子から高齢者まで受ける事ができます。強い力を加える施術はリスクが高く高齢者には耐えられないほどの負担が身体にかかります。

これからはこの素晴らしい治療法が東京や全国で腰痛など筋骨格系の痛みで悩んでいる人の助けになれるように頑張っていきます。

AKA博田法を受けられない

2018.10.09 | Category: 未分類

東京都でAKA博田法を受けようとしても指導医の先生が7~8人しかいないため「何か月待ち」とか言われてしまいます。

僕の父整形外科医でAKA博田法の指導医でしたが(梅田整形外科・・29年8月に閉院)やめてしまったので、足立区ではAKA博田法の指導医はいなくなってしまいました。

東京都はAKA博田法を行っている施設が多い方で地方の件では1件もAKA博田法を受けられる施設がない所も多々あります。

このようになかなかAKA博田法を受けられる施設が増えないのはAKAは本当に素晴らしい治療法だと思いますが技術が難しすぎて治療で使えるようになるまで最低で10年はかかると思います。本当に患者さんを治したいという信念をもって続けた方でないとAKA博田法を使えるようになならないのではないでしょうか。

私もこれからも毎日技術を磨き難しい症例でも治せるようにしていきたいと思います。

筋肉と関節

2018.10.04 | Category: 未分類

筋肉は身体を動かしたり身体を支えたりする事が主な役割です。他に熱を産み出したりといったこともありますが今回はそういう役割は省略します。身体を動かすには筋肉が縮んだり伸びたりして骨を動かす事が必要です。骨は関節で曲がったり捻ったり伸びたりしています。

基本的には屈筋が縮めば関節が曲がり伸筋が縮めば曲がった関節が伸びて元に戻ります。関節面が正常な場合、すべりが良くスムーズに動いています。関節の周りには靭帯・関節包・脂肪組織・筋肉などがあり伸縮性があります。

関節面の動きが正常で関節がスムーズに自在に動けば筋肉の負担はそんなにありません。しかし何らかの原因で関節面の動きが阻害されたり関節周りの組織が硬くなったりすると関節はスムーズに動けなくなります。

そうなった場合、身体を動かそうとすると筋肉や関節に負担がかかりコリや痛みの原因になります。

つまり筋肉に負担がかかるのは関節が正常に機能していない場合が多いのです。もちろん重労働などをすれば筋肉に負担はかかりますが、日常生活でそんなに負担がかかることもしていないのにコリや痛みや痺れが起こる場合は関節機能障害が原因である場合が多いのです。

関節機能がいい人と悪い人が同じ作業をした場合、身体に負担が蓄積する割合が何倍も違ってきます。関節機能が悪いと身体に負担が溜まり続け限界を超えると痛みや痺れとなって現れます。

関節機能が悪いと筋肉に負担がかかると同時に機能が悪い関節の周りの軟部組織が過緊張を起こします。これは反射的に起こるものです。関節機能障害がある場合この過緊張が常に起こり、それが何年も続くとコリのようになり元に戻らなくなります。

ですから関節機能障害では深部の筋肉は過緊張で硬くなり表面の筋肉は負担が蓄積して硬くなりコリになります。そうなると頚から腰まで背中全体がガチガチに硬い方も珍しくありません。

でもここで筋肉が硬いからといってマッサージや鍼などで筋肉の治療を行っても一時的に楽になりますがまたすぐに硬くなります。それは筋肉が原因でコリが起こっているのではなく関節機能が悪い為に筋肉に負担がかかったり過緊張が起こったりしてコリが起こっているからです。

つまり原因である関節機能を治さない限りずーっとコリや痛みと付き合っていかなければなりません。

AKA博田法は関節機能障害を対象にした治療法で関節面の動き(関節包内運動)を改善させ関節がスムーズに動くようにする事によってその結果として筋肉などの負担が劇的に減りコリや痛み・しびれといった症状が改善していきます。

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