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2018 8月の記事一覧

AKA博田法のイメージ

2018.08.08 | Category: 未分類

AKA博田法のイメージとしていろいろあると思いますが僕の個人的な意見を書かせていただきます。

まずは腰痛の治療法として有名になっていますが、実際は関節機能障害に対する治療法です。つまり筋骨格系の痛み・しびれ(感覚異常)などはほとんどAKA博田法の治療対象です。腰痛に限らず頚・ひざ・腕・足・腱鞘炎・足首の捻挫・筋肉の痛み・寝違え・五十肩などの他にも自律症状、運動機能の低下、身体が重いなども関節機能障害から来ていることもあります。

また痛みを取るという事で有名ですが、本来の目的は関節機能障害を治し関節面が本来の動きを取り戻し関節がスムーズに動く事です。その結果として痛みや痺れがとれるので関節機能が正常なうちは再発の可能性はほとんどありません。痛みだけをとる治療では関節機能障害が残っているのでいつ再発してもおかしくありません。痛みを繰り返す方は根本的に治す事をお勧めします。

またAKA博田法がたまにテレビや雑誌で紹介させますが、1回の施術で治る症例ばかり紹介するので、どんな症状でも1回で治るようなイメージがありますがそれは違います。もちろん1回で治る事も結構あります。ですがAKA博田法を探して治療を受ける方々は他の治療をさんざんやってきて治っていない方が多いので長年関節機能障害の状態が続いている方が多いのです。長年、悪い状態が続くと骨が変形したり周りの組織が硬くなったり関節受容器の変性が起きたり、簡単に治る状態ではない場合もあります。ですがAKA博田法は他の様々な治療法で効果が無くても治る可能性はかなりあります。もちろんAKA博田法でも効果がない場合もありますが、やってみる価値は十分にあります。

ですから1回で治る事をアピールするのではなく、治療するところが「関節包内運動の改善」特に仙腸関節の機能障害を治し仙腸関節を本来の動きに戻し根本的な様々な関節の機能を戻す事によって症状が改善するという事なので他の治療法で効果が無くても治せる可能性が十分あるというところをアピールするべきです。

治療を受けた方の感想として「触っているだけ」「なでただけ」みたいなことが多いのですが、骨盤や仙骨を触ると反射が起こり筋肉や軟部組織の緊張が強くなり仙腸関節が動かなくなってしまうので、高度な技術を駆使してその反射が起こらないように仙腸関節を動かしているのです。ですから強い力では逆に仙腸関節は動きません。強い力でなくても「つまむ」とか「加速度」(動かす速さを変える)などでも反射が起こり仙腸関節を動かす事ができません。ですからその触っただけ・撫でてるだけという施術の中には反射を起こさないように確実に仙腸関節を動かすという高度な技術が隠されています。

以上、参考になれば幸いです。

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