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2019 6月の記事一覧

関節機能障害が起こす様々な症状

2019.06.24 | Category: 未分類

関節が機能しないと様々な症状を惹き起こします。一番つらいのは「痛み」です。これは関節が本来の動きをしないと筋肉に負担がかかり炎症を起こしたり、仙腸関節などの機能が悪くなると周りの軟部組織(筋肉・靭帯・関節包など)に過緊張が起こり、これも痛みやつっぱり感の原因になります。また関節機能障害で関節面の受容器を過剰に刺激しそれが脳に大量の信号を起こる事によって原因以外の部位が痛くなったりする「関連痛」があります。関連痛は良く「神経痛」と間違われ「坐骨神経痛」と診断されてしまいます。もちろん本当に坐骨神経痛の場合もありますが可能性としては関連痛のほうが圧倒的に高いです。

痺れも関連痛と仕組みは同じで関節機能障害から関節受容器が刺激されそれが脳を刺激ししびれに代表される「感覚異常」を惹き起こします。しびれの他につっぱり感・冷感・熱感・温度感覚障害・脱力・違和感などがこれにあたります。

ほかに仙腸関節の動きが悪くなると内臓の動きも停滞しやすくなります。AKA博田法で仙腸関節機能障害を改善させると「便秘が治った」「胃がスッキリした」などの報告を受けます。

また背骨や肋骨がガチガチに動かなくなると呼吸に影響が出てきます。深い呼吸の場合、胸郭が広がって肺に多くの酸素を取り入れます。背骨や肋骨の関節が動かまくなってくると胸郭が広がらずに浅い呼吸しかできません。すると睡眠時は深い呼吸が必要ですので睡眠も浅くなり疲れが取れなくなってきます。

関節は数が多くこれらの関節が常に動いて身体がどんな体勢になっても対応できます。多くの関節がスムーズに動けばそれだけ身体への負担も減ってきます。つまり疲れにくい・回復しやすい身体になります。

高齢者が寝返り、歩行、立ち上がり等の基本動作ができなくなると病院や整骨院では「筋力が弱ったからだ」と言われます。しかし本当の身体が動かせない原因は「関節が硬くなり動かなくなるから」です。当院の患者さんでも関節機能が良くなると高齢者の方でもいろんな動作が楽にできるようになります。寝返りもスイスイです。

このように関節機能を良くすると「痛み」を取るだけだは無く様々な効果が期待できます。

痺れや痛みの原因は神経??

2019.06.21 | Category: 未分類

足や手が痺れると「ヘルニアによって神経が圧迫されている」といった診断を受けることがほとんどです。

神経が圧迫されて痺れや痛みが出ている場合神経の走行に沿って同じような痛みが出ます。坐骨神経の場合、腰椎のヘルニアが坐骨神経を圧迫していたら圧迫されている点から坐骨神経の走行に沿って足の裏までしびれや痛みが出ます。神経を伝わる電位の強さは変わらないので坐骨神経の走行している部分は同じ強さの痛みや痺れが出ます。

しかしヘルニアと診断され坐骨神経痛を起こしていると言われた患者さんのお話を多数聞いてみますと坐骨神経に沿って痛みや痺れが出ている患者さんはほとんどいません。「臀部が痛い」「膝から下が痛い」「膝の裏が痛い」「足先が痺れる」「腰が痛い」「足の外側が痺れる」「大腿部が痛い・痺れる」などが多く坐骨神経の沿って全てが痛い・痺れるという患者さんはほとんどいません。

MRIの画像ではヘルニアは出ています。しかしそれが痛みや痺れの原因ではない場合が非常に多いのです。画像でヘルニアが出ていれば皆「椎間板ヘルニア」と診断されてしまい痛みや痺れの原因もそれのせいにされます。

AKA博田法が対象としている「仙腸関節機能障害」はMRIやCT・X線では分かりません。徒手検査や実際に仙腸関節をAKA博田法の技術がある先生が動かしてみないと分かりません。しかし仙腸関節機能障害があれば仙骨の動きが極端に悪くなり背骨全体に圧迫がかかります。その状態が何か月・何年も続けば椎間板は潰れヘルニアが出ても当然です。しかし痛みや痺れの原因は仙腸関節機能障害のほうにある場合が非常に多いのです。

仙腸関節の関節面には関節受容器というセンサーが非常に多く、仙腸関節の機能に異常があれば脳に信号を送ります。異常の度合いが大きいほど多くの信号を脳に送るので身体の他の部位も刺激してしまいます。これを関連痛と言います。脳が刺激されれば「しびれ」「つっぱり感」「違和感」「冷感」「温度感覚異常」などの感覚異常が起こります。それによって臀部だけが痛いとか膝下だけが痺れるとか足の裏の感覚がおかしいとかの症状が出ます。

つまり仙腸関節機能障害を治せばそういった症状が消えてくるのです。特に「仙腸関節炎」の場合はこの関連痛が強く、つらい状態になります。

ヘルニアと診断された方も仙腸関節機能障害の可能性が高いのでAKA博田法をお試しください

ヘルニアの患者さんて多い。。

2019.06.15 | Category: 未分類

毎日腰痛の治療をしていると病院でヘルニアって診断された患者さんが本当に多いのでビックリします。

中には足に症状が無くて腰が痛いだけでもヘルニアと診断されます。

病院ではレントゲン・MRI・CTなどの画像診断が全てです。画像上ヘルニアが出ていれば痛みの場所とか症状に関係なくヘルニアと診断されます。ヘルニアは神経に直接触るので激痛を伴います。痺れ方も半端じゃありません。つまり歩いたり仕事したりする事は非常に困難で家での生活もままなりません。しかし実際にヘルニアと診断された患者さんは痛みや痺れはありますが仕事もできるし一人で歩いて来院できます。

そういった患者さんはヘルニアが原因で痛みが出ているのではなく画像上ヘルニアが出ている患者さんです。

AKA博田法は仙腸関節機能障害を改善させる治療法ですが、ケガ以外の自然に身体が痛くなる場合ほとんどが仙腸関節機能障害が関係しています。しかし仙腸関節の動きが悪くても画像診断では分かりません。しかも仙骨が動く事によって頭の重さによる背骨への圧迫が取り除かれていますので仙骨が動かない又は動きが悪い(機能障害)場合、背骨に圧迫力がかかってしまいます。それが何年も続けば背骨が押しつぶされ椎間板が潰されて髄核が押し出されヘルニアとなるのです。

つまりヘルニアがある人のほとんどは仙腸関節機能障害があり痛みの原因はむしろ仙腸関節機能障害が原因なのです。機能障害は動きに問題があるので画像では分かりません。実際に仙腸関節を動かせる人が動かすか、SLRなどの検査法をしない限り分からないのです。(SLRだけでは分からない場合もあります)

病院は画像診断しかしないのでヘルニアが腰痛の原因にされてしまうのは必然かもしれません。だからヘルニアの手術をしても治らない又は再発する患者さんが本当に多いのです。

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