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画像診断による弊害

2018.03.05 | Category:

X線・CT・MRI等、腰痛や膝痛・首の痛み・肩の痛み等で整形外科を受診するとまずはレントゲンを撮り更に詳しく検査する場合はCT・MRIなどを撮り骨や軟骨・筋肉などの状態を調べます。

確かに画像診断は脳・内臓などの診断にはとても有効で素晴らしい成果をあげていますが腰痛などの整形外科の診断では微妙です。

腰痛などの痛みで画像上変化が見られない場合、患者さんが激痛を訴えていても「異常なし」となり鎮痛薬で様子を見るという事が多いです。

また椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で手術をした場合、症状の改善が無くても術前・術後の画像を見せられ「ほら手術は成功していますのでもう少し様子を見ましょう」と言われ何年も痛みが変わらない患者さんがいます。

そういった場合はそもそも痛みの原因が画像上の変化がある場所ではなかったのではないでしょうか。画像上異常が無くても痛みを訴える患者さんが大勢いる事は確かだし画像上変化があり、そこを手術しても治らないのであれば別に原因があると考えられます。

ただ仙腸関節機能障害などの関節機能障害の場合、画像で診断はできません。実際に仙腸関節を動かしたり徒手検査をしたり筋肉などの軟部組織の緊張の度合いをみたりしないと分かりません

しかも筋骨格系の痛みで最も多いのがこの関節機能障害によるものなのです

AKA療法はこのような関節機能障害による様々な症状を関節機能を改善する事によって治していく施術です

手をつくと痛い(手首の痛み)

2018.02.23 | Category:

よく座っている体勢から立ち上がる際に手をつくと痛みが走るという患者さんがいます。

手首は多くの石ころみたいな形の骨(手根骨)や棒状の骨(橈骨や中手骨)があり、それらがそれぞれ関節を構成し関節面が動いて適切な位置に骨が移動するので立ち上がる時などに手首に体重がかかっても痛くありません。

しかしこれらの関節のどこかの動きが悪く関節が適切な位置に来ていない時に体重がかかると激痛が走ります。

本来手首の関節は多くの骨が手首の動きによって微妙に移動する事によってスムーズに動きます。しかし関節面の動き(関節包内運動)が悪くなると骨が適当な位置に移動する事ができず、その状態で負荷がかかると痛みが起こります。

足首も同じで捻挫などで足がつけない場合があります。炎症が酷く足をつくと痛い場合もありますがほとんどの場合足関節の様々な関節面を動くようにしてあげると骨が本来の位置におさまり体重をかける事ができるようになります。あとは炎症が引けば治ります。しかし関節面の動きが悪く骨が適切な位置に移動できないで体重をかけると炎症部分を刺激してしまい炎症がなかなか引かず治りません。

このように関節の機能を治す事によって痛みは取れてきます。AKA療法は関節面の動き(関節包内運動)を正常に戻しその結果痛みやしびれ等の症状をとる施術で根本的な改善を目的としています

仙骨・腸骨・仙腸関節

2018.02.14 | Category:

AKA療法(博田法)はほとんど骨盤の仙腸関節の施術です。仙腸関節は仙骨と腸骨の間の関節で仙骨の動き・腸骨の動きに関して仙腸関節の関節面の動きが大きく関与しています。つまり仙腸関節の関節面がきれいに滑らかに動かないと仙骨・腸骨が正常に動かず本来の機能を果たすことが出来ません。この関節面のすべり・回転・回旋(軸回旋)を関節包内運動と呼び関節運動の根幹を為すものです。

仙骨の動きは上半身・腸骨の動きは下半身に大きく関わります。上半身は重い頭が最も上にあるので常にその重量が背骨をはじめ全身にかかってきます。その負担を取り除いているのは仙骨の動きをはじめとする背骨の動きや肋骨の動きなどです。それを補うものとして筋肉があります。

仙腸関節やその他の関節が正常に機能していれば筋肉への負担は最小限にとどめることが出来ます。ですから筋肉も疲れませんし回復も容易にできます。しかし関節の機能が悪いと筋肉がそれを補っているので過度に筋肉に負担がかかってしまいます。その結果筋肉は疲れ、疲労を回復するのに時間がかかり完全に回復する前に次の負担がかかり硬くなってコリになったり痛みになったりしていきます。

下半身の負担は腸骨が動く事によって取り除いています。これが正常に機能しないと股関節・ひざ・足首などの関節や足の筋肉に負担がかかり痛みやつっぱり感などの原因となります。

AKA療法は仙腸関節の関節包内運動を改善する事によって仙骨と腸骨の動きを良くし身体の負担を減らす事によって痛みなどの症状を取ったり身体の機能を最大限に引き出していくものです。身体の機能が上がれば効率よく身体を動かせるので体に余裕ができ、疲れにくく痛みの出にくい体になっていきます。

骨盤の仙腸関節機能障害が治りにくい訳

2018.02.03 | Category:

身体の関節機能障害の始まりはほとんど骨盤にある仙腸関節の機能が悪くなることです。仙腸関節は上半身の動きと共に動く仙骨と下半身の動きと共に動く腸骨の間にある関節で上半身と下半身のつなぎ目の役割を果たします。

仙腸関節の役目は様々ありますが1つに上半身にかかる負担と下半身にかかる負担をつなぎ目である仙腸関節が動く事によって取り除いています。ですから仙腸関節の機能が悪くなると身体に負担がかかり負担を溜め込むようになり他の関節の機能が悪くなってさらに身体に負担がかかり限界を超えると痛みやしびれが起こります。

仙腸関節に一度機能障害が起こるとなかなか自分の力だけでは治せません。仙腸関節はまず関節面が複雑な形をしていて周りを強固な靭帯などに覆われているため動きが小さいのです。それが原因は様々ですが引っ掛かりが出来たり日々の負担の蓄積によって動きが悪くなったりすると関節面に凹凸があり動きも小さいので元の動きに戻る事が困難になります。さらに仙腸関節だけを動かす筋肉が存在しないので自分では単独で仙腸関節を動かせないのです。

あくまで仙腸関節は背骨の動き(腰などの動き)や足の動きを助ける役割で動いているので単独で動く事はないのです。

仙腸関節機能障害を治すには自分以外の人に動かしてもらうしかないのですが仙腸関節自体、関節面が複雑で個人差が激しく良く動く方向も人によって異なります。しかも外力が加わると反射を起こしすぐに動かなくなってしまうため施術には高度な技術が必要になります。

AKA療法は仙腸関節の動かし方を長年かけて研究した結果できた治療法です

回数券・お試し料金について

2018.01.29 | Category:

自費施術の整体院・整骨院・治療院などでは回数券・お試し料金など様々用意されていますが当院では今現在一律¥6500で施術を行っています。

実際、患者さんを診て「この症状なら何回で治る」というのは分かりませんし同じような症状でも施術を続けていくと患者さんによって経過がかなり違ってきます

ですから1回1回の施術に全力を注ぎ反応を見て次の施術という形になります。

またAKA療法は治療法として確立しており実際多くの患者さんにいい結果をもたらせた実績がありますので「お試し」という施術は行っておりません

AKA療法(博田法)は関節の機能を本来の状態に戻し関節機能が発揮されると身体を動かす事が楽になり痛みも取れるという施術です。ですから施術直後に痛みが取れる場合もありますが徐々に痛みが取れてくる場合もあります。

このように何回の施術でその患者さんの関節機能が改善し痛みが取れ本来の体の機能が発揮されるのかは分かりませんので回数券などのように前もって行ってもいない施術料を取るという形は行っていません。

毎回の施術に全力を尽くし1日でも早く患者さんの症状が改善するために施術を行っています

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