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2024 5月の記事一覧
骨盤の仙腸関節や背骨の椎間関節・肋椎関節などはスイスイ動くことで骨を身体の動きに応じて動かしています。姿勢や体勢に応じて骨を適切な位置に配置して骨で身体を支えられるようにしています。
つまり骨盤や背骨や肋骨は常に動いて身体にかかる負担を最小限になるようにしているのです。
これらの関節の動きが悪くなったり固まったりすれば身体にかかる負担は何倍にもなるので痛みやしびれ・コリなどの症状の原因になります。
当院のAKA博田法はこのような関節機能障害を改善させる施術法です。
当院には今「頭下がり症候群」の患者さんが2人通院されています。二人とも1年以内の発症し頭が下がったまま自力で上げられない状態で来院されました。
一般的にこの症例は頚の筋肉の低下が原因とされていますが、関節機能が低下または関節が固まり動かなくなったせいで起こると個人的に考えています。頚椎や胸椎が動かなくなると頭を支えるのに骨が適切な位置に来れなくなるので筋肉に頼らざるをえません。しかし高齢者は筋力が弱いので骨で頭を支えられなくなると頭をあげることができなくなります。
先ほどの二人の患者さんにAKA博田法で定期的に骨盤や背骨・肋骨への施術を行いそれらの関節の動きが良くなるにつれて頭をあげることができるようになりました。個人的には「頭下がり症候群」にAKA博田法が有効だと考えますが、まだ発症から1年以内の患者さん二人だけの実績ですので、改善する可能性があるという程度ですけど、病院でもお手上げ状態の「頭下がり症候群」に有効であれば救われる患者さんが多いはずです。