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患者さんが自分で出来る事

2019.03.25 | Category:

当院で施術を行っていると患者さんから「何か自分で出来る事・やった方がいい事ありますか?」とよく聞かれます。その場合「何もしないでください」「生活に必要な動きだけにしてください」と答えています。

病院や他の整骨院・整体院またはテレビなどで「家でこういった運動をしてください」「ストレッチのやり方を教えるので自宅でやってみてください」などと言われ続けたために「何か家で出来る事は・・」と思うのでしょう。患者さんの早く治したいという気持ちが伝わってきます。

でも仙腸関節やその他の関節に機能障害がある場合、身体を大きく動かしたり痛みを出したりする動きは身体に負担がかかり仙腸関節の動きが悪くなってしまいます。関節の能力以上に身体を動かせば関節は悲鳴を上げて周りの筋肉などの軟部組織は過緊張を起こします。今現在の患者さんの関節の能力で対応できる動きだけにしたいのです。でも生活はしなくてはいけないので生活に必要な動きだけにしましょう。余計な運動やストレッチは関節に負担をかけるだけです。

つまり患者さんが治療中にできる事はできるだけ身体に負担をかけない事です。だからと言ってずーっと座っているのも負担になるので家の中で適度に動くか動けないのであれば横向きに寝ている事がいいと思います。

AKA療法で関節機能障害を治し身体に負担をかけなければ最短で痛みが取れてきます。

しびれの原因

2019.03.20 | Category:

しびれの原因は以前から「神経が圧迫されて」や「血流が悪くて」と言われてきましたがAKA博田法では「脳が刺激されて」という考えがあります。神経が圧迫されて痺れた場合神経の走行に沿ったしびれとなりますが患者さんの話を伺っていると神経の走行にピッタリ沿って痺れている例はほとんどありません。腰部ヘルニアで坐骨神経が圧迫されていると診断された例でも実際痺れているのは大腿部の前面や側面だったり、臀部だけだったり膝下の外側だけだったり様々です。腰部で圧迫されているのに膝下から痺れるっておかしな話です。

上記のような例は脳がやっていると考えると説明ができます。脳は担当に分かれているので膝下外側が痺れる臀部だけが痺れるという事も起こります。骨盤の仙腸関節には関節受容器が多く存在し関節面の動きに異常が起こると脳に知らせる役目があります。異常が大きいほど脳を強く刺激します。脳としては正常な働きなのですが関節受容器からの信号が多すぎると仙腸関節周囲の担当の脳も刺激してしまいしびれやそのほかの感覚異常・痛み(関連痛)を引き起こします。このような場合は神経の走行に沿ったしびれにはなりません。

こういったしびれは仙腸関節の動きが正常に戻れば消えてきます。AKA療法は仙腸関節の機能を正常に戻す施術です。

根本的に治るまでの期間

2019.03.04 | Category:

施術をしているとよく聞かれるのですが「治るまでにどのくらいかかりますか?」「年を取っているから関節の動きが悪くなったのですか?」など患者さんは心配しておられます。

仙腸関節が機能しなくなるまたは機能が低下すると反射で筋肉の過緊張が起こり他の関節の動きも制限してします。過緊張は筋肉が縮まって硬くなった状態ですが関節の機能がずーっと悪いままですと過緊張は持続し、過緊張のまま固まってしまいコリのような状態になります。何年も仙腸関節の状態が悪い患者さんは周りの組織がカチカチになっている事もあります。

この過緊張はマッサージやストレッチでは緩みません。関節の機能が悪い為に反射で起こっているものですので関節の機能が治らない限り過緊張が治る事はありません。ですからマッサージで毎日のように筋肉をほぐしていたとしても過緊張の症状は進んでいきコリも広がり悪化します。さらには痛み・しびれを伴います。

AKA療法でそういった仙腸関節機能障害が治るまでの期間ですが、年齢とかではなく「仙腸関節が悪い期間がどれだけ長かったか」「その時の仙腸関節の機能がどれだけあったか」によります。

仙腸関節機能障害と言ってもただ動きが悪くなっている(動きが小さい)場合、動きの軌道が悪くなって過度の反射が起こり強い過緊張が起こっている場合、炎症がある場合(仙腸関節炎)などがあります。

また例えば10年間悪かったとしてもその間仙腸関節が何割機能していたかにもよります。動きがゼロで10年と3割で10年では状況は全く違ってきます。しかも仙腸関節炎の場合は「炎症期」があるので3か月くらいはAKAに反応しない期間があります。その間は痛みも強いので患者さんは苦しみます。しかし炎症期にも定期的にAKAを行わないと炎症期が何か月続くか分かりません。五十肩も関節炎で炎症期がありAKAで施術をしないと何年も痛みがある事も珍しくありません。

仙腸関節炎以外の機能障害の場合、仙腸関節面の状態や仙腸関節周りの組織の変性が起こっているかコリや過緊張がどの程度起こっているかなどによって根本的に機能障害が治るまでの期間は違ってきます。

ただ早く治すために患者さんが出来る事は身体に負担をかけない事です。ストレッチ、運動、筋トレなどは関節機能が悪い人にとっては負担にしかなりません。日常生活を普通に送るだけでいいのです。あとは僕が施術して仙腸関節の動きを良くしていきます。そして痛みも取れ仙腸関節の機能がある程度確保出来たら徐々に運動していきましょう。

AKA博田法について

2019.02.20 | Category:

私は父がAKA博田法の認定指導医で父は東京都足立区で「梅田整形外科」をやっていました。私は男3人兄弟の末っ子で次男が父の後を継ぐ予定で整形外科医になっていましたが過労の為か心不全を起こし急逝しました。もう20年前の話です。

そこで父は私にAKA博田法の技術を教えるようになりましたが私も年齢が当時30歳だったので医師になる事は諦めて鍼灸と柔整師の資格を取りながら父のもとでAKAの技術を学びました。父のAKAを見ていると酷いぎっくり腰の患者さんも魔法のように症状が軽くなります。私もすごく驚きAKAにのめりこみました。

父に教わったAKAをもとに自分に合った方法に改良し現在施術を行っています。

私の院も東京都足立区にありますが、東京以外からの患者さんも多く来院されています。秋田・新潟・鹿児島・愛知からの患者さんも来ていました。(現在も何人か来ています)

これからも多くの腰痛をはじめ筋骨格系の痛みに悩む患者さんの役に立てるように技術を磨いていきます。

AKA博田法を試みるという事

2019.02.18 | Category:

AKA博田法は医師(博田節夫先生)が考え出した治療法で腰痛やその他の筋骨格系の疼痛や痺れに対して今までの伝統的に行われてきた治療法とは違った考えのもと施術を行います。

AKAは整形外科医やリハビリ医の先生方が行っていますが同じ整形外科医の中でもAKAお行っている先生方と伝統的な治療を行っている先生方では痛みの原因や治療法に対する考え方が全くと言っていいほど違ってきます。

ですから伝統的治療で言われている筋力をつける・運動をする・ストレッチをするなどの行為を痛みのある患者さんが行うと悪化する恐れがあると僕は考えます。

痛みの原因は仙腸関節を始めとする関節機能の障害によって起こっていると考えますので関節が正常な軌道や大きさで動いていないままストレッチや筋トレ・運動を行うと悪い軌道で大きく関節が動かされてしまうので負担になり時には関節炎の原因にもなります。

患者さん本人が出来る事はなるべく関節に負担をかけない事です。筋力を維持するだけでしたら普段の日常生活で十分です。家の中で動いたり仕事で動いたり買い物行ったりしているので筋力が衰える事はありません。痛みを我慢して運動する方がよっぽど危険です。

AKA博田法を試そうと思っていらっしゃる方の多くは伝統的な治療はいろいろ行ってきた方が多いので「筋力が足りない」「加齢だ」「ストレッチがいい」「手術しかない」など言われてきたと思います。でも伝統的な方法で治らなかったからAKAを試したいと思って来院されると思います。

その場合今までの病院や整骨院で言われたことは考えから外してAKAの考え方を受け入れて頂けるとスムーズに治療が行えるので患者さんにとっても効果が出やすいです。

確かに今まで良かれとおもってやってきたことをやめるのは抵抗があると思いますが、そこは新しい治療法を試みる上では大事な事です。

因みに関節機能が正常な人にとってはストレッチ・運動・筋トレなどはとても有効な手段です。

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