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12月31日(火)まで受付致します。新年は1月4日(土)から受付いたします。
先日、椅子から立ち上がる時腰が痛いという高校生の男の子が来院されました。
見た目は姿勢が良く背骨も綺麗な理想的なS字の形をしています。話を聞くと「立ち上がる時も腰が痛いのですが、仰向けで寝るとすぐに腰が痛くなり、それは小学生の時から続いている」と言っていたので実際にベッドに仰向けになってもらうと。。。
何と腰が浮いていて僕の腕が腰の下に余裕で入るほどでした。
つまり背骨がきれいなS字だと腰は前弯しています。普通は仰向けに寝れば仙骨や背骨全体が動いて腰がベッドに密着できます。しかしこの高校生の場合は背骨や仙骨がきれいなS字のまま固まっていたので仰向けになってもS字のままだったので腰が浮いた状態になていたのです。
また仙骨も動きが小さかったので立ち上がる時に仙骨が十分に動かずに(スムーズに動かず)痛みが出ていたのです。
2回の施術で仰向けは完全に出来るようになりました。あと少し施術を続けて仙骨の動きを戻せば立ち上がりも痛み無く出来るようになるでしょう。
いくら姿勢がいい、骨の配置がきれいでも機能していなければ意味がありません。逆に猫背やストレートネック、骨の変形があっても関節面がスムーズに動いて骨がすいすい動けば機能としては問題ないので痛みや痺れは出ないでしょう。
骨が変形していてもあきらめずにAKA博田法を受けてみてください。
誠に勝手ながら12月21日(土)~12月24日(火)までお休みさせて頂きます。
その後年内は31日(火)まで通常通り受付いたします。
年始は1月4日(土)は8時半から12時半まで受付。1月6日(月)からは通常通り受付いたします。
よろしくお願いいたします。
腰痛を訴える患者さんでも症状は様々です。
座ってると痛くなる、立ってると痛くなる、歩いていて痛い、立ち上がる等動作で痛い、何しても痛い。。。と様々です。
痛み方もじわじわ痛い鈍痛、ズキーンと痛い急性の痛み、筋肉がつっぱるような痛みなど様々です。
しかしこのどれもがほとんど仙骨の動きによるものです。つまりは仙腸関節が正常に機能していないために起こる腰痛です。
仙骨が動かなくなっている場合、体勢に応じて骨の移動ができない為に座っていても立っていても徐々に負担が溜まってきて鈍痛になります。
仙骨が動いていてもきれいに動いていない場合は動作の時にズキーンと痛みますが骨の移動が出来るので体勢に応じた骨の移動はできます。
どちらの場合も仙腸関節面がきれいにすべり関節がスムーズに動けば問題は解決します。
表記の病名・症状名は、背骨の圧迫(背骨への縦の圧力)が継続的または瞬間的に加わると起こります。
椎間板ヘルニアでは背骨の骨と骨の間にある軟骨(椎間板)が縦の圧力で潰されて変形し髄核が出てきたり椎間板自体が突出し起こります。
この時頭の重さなどで誰でも背骨全体に圧力がかかります。しかし背骨には数多くの関節があり背骨の一番下には仙骨があり、仙骨は仙腸関節によって動いているのでこれらの関節がそれぞれ機能していれば(スイスイ動いていれば)背骨への圧力は分散され抜くことが出来ます。
しかし何らかの原因で仙腸関節や背骨の椎間関節・肋椎関節が固まってしまう又は動き方が硬くなってしまうと背骨にかかる圧力を十分に抜くことが出来ずに常時背骨が圧迫されてしまいます。
他の圧迫骨折・背骨の変形なども背骨への圧迫が原因です。高齢者になって背骨が曲がりたくない方は早めにAKA博田法で仙腸関節をはじめ背骨の関節の機能を改善させ背骨への圧力を減らす事をお勧めします。