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関節には動きが大きい関節と小さい関節があります。肩関節・膝関節・股関節などは動きが大きな関節です。仙腸関節・背骨の関節・肋骨の関節・手首足首の関節などは数ミリしか動かない動きが小さな関節です。
背骨・手首などは一見大きく動きますが、いくつかの関節が同時に動いています。膝や股関節などは一つの関節で大きく動けます。
膝や股関節が動かなくなれば誰でもすぐに分かりますが、仙腸関節や背骨の関節などが動かなくなっても分かりません。背骨は多くの関節があり一つや二つの関節が動かなくなっても他の関節で補えます。
ただ動きが小さい関節が動かなくなると身体に負担がかかり、その状態が続けばいつかは身体に限界がきて痛みやしびれ・コリなどの症状が出ます。ある日突然、体に痛みが出るのはこれが原因であることがほとんどです。
AKA博田法はこのような動きが悪くなった関節を本来の動きに戻し身体への負担を軽減させ根本から治していく施術法です。
痛みなどの症状には原因があります。しかも痛みの出ているところに原因があることは比較的少ないのです。
原因を治す治療が「根本治療」です。それに対し症状を抑えるだけの治療が「対症療法」です。
臭いものにはふたをしろ! みたいな感じでふたをしても根本的な解決にはなりません。なぜ臭いか。を考え、原因を見つけそれを改善しないと真の解決には至りません。
身体も同じで原因を無視して症状だけを治そうとしても一時的な効果でしかありませんし、原因が悪化すればするほどその場しのぎの対症療法では痛みが取れなくなってきます。
自然に体に痛みが出る場合、そのほとんどは関節機能が異常であることが原因で症状が出るのは筋肉です。痛いのは筋肉なので筋肉を治療しがちですが、原因である関節機能を正常にしなければ根本的に治りませんし再発します。
AKA博田法はこの根本的な治癒を目指し開発された施術法です。他の治療で改善されない方も改善する可能性が十分にあります。
人は寝ている時、立っている時、座っている時など一日の中で様々な姿勢をしています。座っているにしても背筋を伸ばしていた李もたれかかっていたり様々です。
ではどんな姿勢がいいのか。。 答えは関節機能さえ良ければどんな姿勢でもいいのです。
本来、人の機能として姿勢によって骨の位置が変わります。その姿勢にとって最適な骨の位置(配置)に自然になるのです。その為に200以上ある関節があるんです。
しかし関節面の動きが硬くなってくると姿勢によって適切な骨の配置にならなくなります。そうなるとその姿勢をとることが負担になりきつくなってしまいます。つまり関節の動きが硬いところがあるからつらい姿勢があるのです。
AKA博田法は関節面の動きをスムーズにしてどんな姿勢、動きにも対応できるようにする事によって体にかかる負担を減らします。そうする事によって身体は常にいい状態になり、痛みやしびれなどの諸症状もなくなります。
「しびれ」というと末梢神経が刺激されて起こるイメージが強いと思いますが、ほとんどの場合「関節」が原因です。
確かにMRIやCTでヘルニアが出ていたりしますがしびれや痛みは神経の走行に沿ったものになっていないことが多いんです。神経に触れて痛みやしびれが出る場合、神経に沿って根元から末端まで同じ強さの痛みやしびれになります。しかし患者さんに症状を伺うと神経の走行に沿っていないか部分的な箇所に症状があるかどちらかです。この場合は関節機能障害が原因です。
仙腸関節機能障害があると関節受容器を刺激し脳に大量の信号を送ります。これが必要以上に脳を刺激して関連痛や感覚異常を惹き起こすのです。
実際に関節機能が正常に戻ると患者さんの症状はなくなります。
関節機能障害の治療にはAKA博田法が最も有効です。
痛みの主な原因である仙腸関節機能障害やその他の関節の機能障害は画像診断では分かりません。なので画像診断でわかるヘルニアや骨の変形・軟骨の摩耗などが原因と言われてしまいます。
そもそもヘルニアなどが出てしまう原因が仙腸関節機能障害であることがほとんどですのでヘルニアや骨の変形がある患者さんは仙腸関節機能障害もあります。しかも痛みの原因としてはヘルニアなどの器質的変化よりも関節機能障害(関節の動きが悪い)のほうが圧倒的に多いんです。
それなのに病院では画像診断しか行わないので本当の原因を見落としてしまいます。
AKA博田法を開発したのは医師ですので同じ医師でも考え方に違いがあるようです。ヘルニア納屋骨の変形などは手術しか治りませんが関節機能障害はAKA博田法で治すことが可能です。
手術を決断する前にAKA博田法での治療をして、それでも思ったよう結果が出なければ手術を考えればいいと思います。