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ヘルニアの患者さんて多い。。

2019.06.15 | Category: 未分類

毎日腰痛の治療をしていると病院でヘルニアって診断された患者さんが本当に多いのでビックリします。

中には足に症状が無くて腰が痛いだけでもヘルニアと診断されます。

病院ではレントゲン・MRI・CTなどの画像診断が全てです。画像上ヘルニアが出ていれば痛みの場所とか症状に関係なくヘルニアと診断されます。ヘルニアは神経に直接触るので激痛を伴います。痺れ方も半端じゃありません。つまり歩いたり仕事したりする事は非常に困難で家での生活もままなりません。しかし実際にヘルニアと診断された患者さんは痛みや痺れはありますが仕事もできるし一人で歩いて来院できます。

そういった患者さんはヘルニアが原因で痛みが出ているのではなく画像上ヘルニアが出ている患者さんです。

AKA博田法は仙腸関節機能障害を改善させる治療法ですが、ケガ以外の自然に身体が痛くなる場合ほとんどが仙腸関節機能障害が関係しています。しかし仙腸関節の動きが悪くても画像診断では分かりません。しかも仙骨が動く事によって頭の重さによる背骨への圧迫が取り除かれていますので仙骨が動かない又は動きが悪い(機能障害)場合、背骨に圧迫力がかかってしまいます。それが何年も続けば背骨が押しつぶされ椎間板が潰されて髄核が押し出されヘルニアとなるのです。

つまりヘルニアがある人のほとんどは仙腸関節機能障害があり痛みの原因はむしろ仙腸関節機能障害が原因なのです。機能障害は動きに問題があるので画像では分かりません。実際に仙腸関節を動かせる人が動かすか、SLRなどの検査法をしない限り分からないのです。(SLRだけでは分からない場合もあります)

病院は画像診断しかしないのでヘルニアが腰痛の原因にされてしまうのは必然かもしれません。だからヘルニアの手術をしても治らない又は再発する患者さんが本当に多いのです。


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