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足の痛みの多くは関連痛

2018.06.05

腰が痛くて足にも痛み・しびれがある場合、病院や整骨院に行くと「ヘルニアによる坐骨神経痛」と言われることが多いと思います。ヘルニアでなくても梨状筋などで神経が圧迫されているとか言われるかもしれません。

実際、40代以上になれば腰痛がなくてもあってもかなりの方がMRIをとればヘルニアが出ています。しかし患者さんに足の痛みの事を詳しく聞いてみると「膝下の外側だけ痛い」とか「大腿部の前面だけ痛い」とか「膝の裏が痛い」とか「臀部が痛い」という方が多いのです。

腰で神経を圧迫しているのであれば、その神経に沿って痛みが出ます。坐骨神経なら臀部の中央から大腿後面、膝裏、ふくらはぎ、踵まで痛くなります。でもそういった患者さんはほとんどいません。

では何で「膝下の外側が痛い」「膝の裏が痛い」となるのか。

それは仙腸関節機能障害によって関節受容器が反応し信号を脳に送ります。その信号が多くなればなるほど脳を刺激して「関連痛」を引き起こします。ケガでもないのにこのように足の局所が痛くなったり痺れが起こる場合「脳が刺激された」場合がほとんどです。痛みの場合、関連痛といい、しびれや冷感・脱力・つっぱり感・熱感などの場合は脳が刺激されたことによる感覚異常です。

AKA療法(博田法)で仙腸関節機能障害を治せば関節受容器が反応しなくなり、脳に信号が送られなくなるので関連痛は改善します。


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