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椎間板ヘルニアについて

2018.05.30

当院においても病院で「椎間板ヘルニア」と診断された方は多く来院されます。画像診断が主流になり本当にヘルニアの患者さんが増えました。

確かにヘルニアと診断された方は実際にヘルニアが突出しています。ただそれが痛みやしびれの原因かどうかは別の話です。ヘルニアが坐骨神経などの腰椎から出ている神経を圧迫し痛みやしびれを起こしているという仮説ですが、もし坐骨神経を圧迫しているのであれば坐骨神経を圧迫している所から末端に向かって坐骨神経の走行に沿ってすべて痛くなるはずです。

でも実際は足に症状がなく腰が痛いだけでも画像でヘルニアが出ていれば椎間板ヘルニアと診断されてしまいます。

実は腰痛や足の痛みがない方でもMRIをとればかなりの割合でヘルニアが出ているのです。

当院でもヘルニアと診断され腰と足の症状で困り果て来院される患者さんも多いですがほとんどの場合改善しています。もし真のヘルニアであったならばAKA療法でも症状は改善しません。

他にも実際にヘルニアの手術をしてヘルニアを除去したにもかかわらず症状が改善しなかったり再発を繰り返したりという患者さんも来院されますが、こちらもAKA療法に反応し改善する事がほとんどです。

結局はヘルニアは出ていても痛みや痺れの原因は「仙腸関節機能障害」だったのです。原因を治さない限り症状は取れないという事ですね。

ただ仙腸関節機能障害の中でも仙腸関節炎の場合は治るまでに3か月以上かかります。


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