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関連痛の特徴

2018.06.11

関連痛は関節機能が悪くなりその情報を関節にある関節受容器が脳に信号として送る時に脳を必要以上に刺激し痛みや痺れを起こします。ですから関節機能が悪ければ悪いほど信号の量が増え関連痛や感覚異常もひどくなります。

関節機能障害の中でも特に関連痛や感覚異常が強く現れるのは仙腸関節炎です。仙腸関節は関節受容器の数も多く仙腸関節が機能障害になると関連痛が起こる事が多いです。その中でも仙腸関節炎はひどい関連痛になる可能性があります。関節受容器の中には炎症にだけ反応するものがあり、それが反応すれば信号の量が一気に増えます。そうなると関連痛は強くなります。

また関連痛の特徴として「痛みの所在がはっきりしない」とか「奥の方が痛い」とか「痛みの場所が毎日微妙に変わる」などという事があります。これは脳が刺激される場所や刺激の量によって起こるものです。

今まで神経が圧迫されて痛みが出ていると思われていたものが関連痛であったという事も非常に多いです。特に仙腸関節の機能障害は腰痛と共にありの痛みや痺れも同時に引き起こします。これはヘルニア・脊柱管狭窄症と診断されることが多いのですが仙腸関節機能障害による関連痛であることも考えられます。むしろ関連痛の可能性のほうが高いと考えています。


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