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AKA博田法の記事一覧

AKA博田法について分かりやすく説明します(東京都足立区 青井三丁目鍼灸整骨院)

2021.07.13 | Category: AKA博田法

AKA博田法は専門的に言えば関節機能障害に対して行う施術で関節包内運動を改善する治療法です。

これだと一般の人には分かりにくいので説明します。

まず痛みや痺れの多くの原因が関節の動きにあるとAKA博田法では考えられています。普通、痛みがあり病院に行くとレントゲンを撮り骨に異常がないか、骨の配置(並び)に異常がないか、変形がないか、骨と骨の間が狭くないか、など診ますが、どれも骨の「形」についてのことです。

でも本当に痛みの原因になっているのは骨の「動き」なのです。いくら骨の配置がきれいで骨自体に異常が無くても関節が固まって骨がスムーズに動かなければ痛みの原因になります。しかし今までの治療では関節面の動きを治すことはしませんでした。リハビリで身体の部位を動かすことはありますが、関節を一つ一つ個別に動かして治療を行い関節面の動きを正常に戻す施術はAKA博田法だけです。

筋肉のつっぱり(過緊張)筋肉の炎症、関節の炎症、しびれ、違和感などは関節の動きの異常から起こることが多いと考えています。つまり症状が出るのは筋肉ですが根本的な原因は骨盤の仙腸関節や背骨の関節の動きに異常があるからなのです。

AKA博田法は痛みの原因を根本的に治し筋肉を常にいい状態に保つようにする施術なんです。そうすれば再発するリスクもぐっと低くなります。

AKA博田法が仙腸関節にこだわる理由

2021.03.02 | Category: AKA博田法

AKA博田法の施術の9割は仙腸関節の施術です。仙腸関節はその関節面が特殊なだけではなく人体で最も重要で根本にある関節だからです。

普通、関節面は滑らかで凹凸が無く平面や半球体が多く引っかかることはありません。しかし仙腸関節の関節面は仙骨側も腸骨側も凹凸がありそれがうまく噛み合って動いています。ただ関節面が凹凸が多いと噛み合わせがずれたときに機能障害が起こり本来の働きができません。

ですから、けが以外の自然に痛みが出る場合はほぼ仙腸関節の機能障害から起こります。

仙腸関節の機能障害が起こるとその周りの筋肉や関節包などの軟部組織の過緊張が起こり時間と共にその過緊張が上下に広がっていきます。つまり仙腸関節機能障害を放置しておくと骨盤以外の関節も筋肉の過緊張によって制限されたり異常な動きになったりします。

そうなると頚や肩・膝・をはじめ指先まで影響を及ぼし身体のどこが痛くなっても不思議ではありません。

もしこのように仙腸関節機能障害で体のあちこちが痛くなった場合、仙腸関節の機能を戻さないと再発を繰り返します。逆に考えれば仙腸関節を治せば筋肉の過緊張が解け身体中の関節が次第に正常に動き始めるのです。

このような理由でAKA博田法は仙腸関節機能障害の改善にこだわっているのです。

AKA博田法を受けられる施設が少ない

2020.09.16 | Category: AKA博田法

私の父はAKA博田法の指導医で足立区で開院していましたが、閉院しましたので僕が引き継いで足立区で施術しています。

父の代から今でもそうですが、足立区周辺の葛飾区・荒川区・北区・台東区などではAKA博田法を受けられる病院はありません。

つまりなかなかAKA博田法を受ける機会がないのでこの治療法のすごさが広まらないんですね。僕の所には秋田や新潟、関東全域など普通の整骨院ではありえないほど遠くの患者さんが来院されます。

これからも足立区だけではなく葛飾区・荒川区・北区など周辺の患者さんも治せたらなあと思います。

関節面がスムーズに動くと骨が自由に動ける

2020.01.29 | Category: AKA博田法

痛みよ痺れがある人はほとんど関節の動きが硬くなっています。またはほとんど動かない人も珍しくありません。大きく動く関節、例えば肩関節や膝関節・股関節などが動かなくなれば誰でも気づきますが、動かいが小さい関節、例えば骨盤の仙腸関節・背骨の椎間関節や肋椎関節などは数ミリしか動かないので動かなくなっても気づかない人がほとんどです。

しかしこの小さい動きの関節が身体にとって本当に重要なんです。人は日常動いて様々な体勢になります。その体勢に応じていろいろな骨が数ミリ動き身体に負担が出来るだけかからないような骨のポジションになります。これは様々な骨が一つ一つスイスイ動いてどんな体勢にも対応できれば身体への負担は最小限に抑えられるので体は楽です。

しかしいろんな関節の動きが悪くなりこの数ミリの動きができないと体勢に応じて骨を動かすことが出来ないので筋肉などに負担がかかり、このような状態が続けばどんどん身体に負担が溜まってしまいます。これを放置しておけば言うまでもありませんが、負担に身体が耐えられなくなり痛みや痺れ・コリ・感覚異常などの症状が出ます。

とくに怪我でもないのに痛みなどが出る場合はこのように身体に負担が溜まって限界が来たという事がほとんどです。

こうなると対症療法ではなかなか症状は改善されず根本治療が必要になってきます。

AKA博田法はこのような機能が悪くなった関節に対して施術を行い様々な骨がスムーズに動く事によって身体に溜まりに溜まった負担を取り除けるような身体にすることによって痛みなどの症状が再発しないようにする根本的な施術です。

偉大なる父の遺志を継ぐ

2019.08.27 | Category: AKA博田法

2019.08.17(土)・・父が他界いたしました。今の僕はほとんど父の影響を受けています。

AKA博田法は父が30年前以上からのめり込み2年前まで治療していました。僕には兄がいて本当は父の跡継ぎは兄であり兄がAKA博田法を継ぐ人でした。しかし兄もまた今から20年ほど前に心臓の発作で亡くなっています。

当時僕は医療とは全然関係のない仕事をしていました。しかし父の仕事は子供の頃から見てきたのでどこかで医療に興味があったのかもしれません。兄が亡くなった当時、僕は30歳だったので、そこからまた勉強して大学に行って医学部に入り医者になる気持ちが沸きませんでした。そこで鍼灸や柔整の学校に行き国家資格を取ると同時に学校に通いながら父からAKA博田法の技術を習っていきました。

父とAKA博田法はとてもすごくてひどい症状の患者さんもバンバン治していくので驚きました。僕もいつの間にかAKA博田法にのめり込みました。

現在、僕も今の整骨院を開院して10年になります。AKAの技術も開院当時に比べたら雲泥の差です。父も晩年は難しい症状の患者さんを僕に回してくれていました。でも父にAKA博田法をしてあげたことはありませんでした。

父も引退し年を取ってきてたまに腰が痛くなった時にAKA博田法をやってあげようとしても何故か断られていました。しかし先日、父が亡くなる3週間前に脳梗塞になり左半身麻痺で首も動かせなくなり言葉もしゃべれなくなりました。首が動かせないのはかわいそうだと思いAKA博田法をやってあげたらかなり首が動くようになりました。その時、父はしゃべれませんが嬉しそな顔をして泣いていました。これが父に施した最初で最後のAKA博田法になりました。

最後に父に僕のAKA博田法が認められたと感じ心が熱くなりました。その後父は亡くなりましたが父がのめり込んだAKA博田法を続けて多くの患者さんを救う事で父も喜ぶと思います。

今は父以上にAKA博田法にのめり込んで夢中で研究し技術向上を目指し、難しい症状の患者さんも治せるようになりたいと思っています。

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