- Blog記事一覧 -仙腸関節機能障害にもいろいろある!!
仙腸関節機能障害と言っても種類があり、それによって痛みの種類も違ってきます。
まず、仙腸関節長い期間かけて固まってしまった場合、身体にどんどん負担が溜まっていき身体が耐えられなくなると重い・鈍痛・硬いなどの症状が起こりひどくなると動けないほどの鈍痛がずーっと続きます。
次にぎっくり腰などのように仙腸関節面に荷重が限界を超えて加わる事によって関節面が引っかかった状態。腰が伸ばせなくなり激痛が伴います。関節面が引っかかると同時に筋肉が損傷し炎症を起こし激痛が起こります。また仙腸関節周囲の筋肉・関節包等の軟部組織も急激に緊張し仙腸関節を固めてしまう為、更に腰を伸ばせなくなってしまいます。一般的な治療ではとにかく炎症を取る為に薬・注射・安静・冷却などを行いますが治るまでに2週間から1か月以上かかる場合もあります。
しかしAKA博田法では引っかかった関節面を外す事によって仙骨が動けるようになり、仙骨が動けば仙腸関節周りの軟部組織の緊張がとれ緩んできます。仙腸関節がスムーズに動くようになれば炎症部を刺激しなくなるので炎症も驚くほど早く引いてきますので3日~5日くらいで治る事がほとんどです。
次に関節面は引っかかっていないのですが仙腸関節の動きに左右差が出て仙骨の軌道がずれた時に仙腸関節面が刺激されて筋肉の過緊張が起きたり脳が刺激されて関連痛が起きたりする状態があります。これは軌道がずれているので仙腸関節が動くたびにズキーンとか急性の痛みが起こります。
動くたびに痛い場合はこのタイプです。
最後に関節面に炎症が起こる仙腸関節炎があります。これが関節自体に炎症がある為にじっとしていても痛いですし、痛み方も一番痛いです。しかも関節炎には炎症期という期間があり、この間はどんな治療をしても炎症は治まりません。何も治療をしないと何年も続く場合もあります。しかしAKA博田法で治療すればほとんどが3ヶ月くらいで炎症が治まります。
このように関節機能障害と言っても様々な場合があるので参考にしてください。