- 新着情報一覧 - AKA療法の効果が出るまで。について
AKA療法(博田法)は根本治療です。痛みを取る事を直接の目的とはしていません。関節面の動きを正常に戻し関節がスムーズに動く事によって悪い反応が消えたり身体に溜まった負担が減る事によって痛み・しびれ・違和感などの症状が改善されていくのです。
ですから関節の機能がある程度良くならないと症状が軽減されて良くいません。
対症療法は痛みを抑えたり痛みに対して治療を行い一時的にでも痛みを取る事を目的とした治療ですのですぐに痛みが消える事はありますが下人が改善されていないので再発の危険性は高いのです。
AKA療法の場合、仙腸関節の状態によって痛みが消えるまでの期間は変わってきます。関節機能が悪い状態が長いほど、関節機能障害の程度が悪いほど身体に負担は溜まりきっていますし関節周囲の状態も悪くなっていますので関節が正常に時間がかかります。
もともと関節の状態が良くて重いものを持った瞬間にぎっくり腰になった場合などは関節面が引っかかっているだけですので1度の施術で治る事が多いのです。
何十年も腰痛が続いている場合やひどい状態が何年も続いている場合は関節周囲の組織も変性したり凝り固まったりしているので関節面が正常に動き始めるまで時間がかかります。
数回施術しても症状が変わらないのはまだ関節機能が十分に働いていないからです。症状に変化がないと患者さんとしては不安になりますが、その場合でも3か月ほど施術して頂ければ効果を実感して頂けることがほとんどです。
特に仙腸関節炎の場合は痛みが強く症状の変化もなかなかみられないので不安になります。そういった場合でも丁寧に説明し納得頂けるようにしていますので一定期間施術を続けてみてください。
施術は1・2週間に1回から始まり症状によって1か月に1回になっていきます。