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仙腸関節機能障害になると・・・

2019.04.22

まず仙腸関節が正常に機能していると上半身では頭の重さが背骨にかかり背骨を圧迫してしまいますが背骨の多くの関節や特に仙骨が動く事によって背骨にかかる圧迫を抜いてくれるので背骨が解放された状態になります。

ですから仙腸関節機能障害になり仙骨がうまく動かなかったり全く動かないと差骨が圧迫され背骨自体の椎間関節や肋椎関節も動かなくなり更に圧迫されます。そうなると身体にかかる負担を取り除くことが出来ないばかりか背骨が圧迫され続ければ椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄・腰椎すべり症・背骨の変形(側弯など)の原因になり背骨が更に固まるとお辞儀(前屈)が出来なくなったり腰がそれなくなったりします。

またそれに関連して背骨や肋骨が動かなくなると肩こりがひどくなったり胸郭が広がらなくなるので呼吸が浅くなり深い睡眠ができなくなるので疲れが取れなくなります。ただでさえ関節は動かないと身体に負担がかかるのに睡眠までとれなければ致命的です。そうなれば痛み・しびれも起こってきます。

また仙腸関節は仙骨を動かすだけではなく腸骨(骨盤)も動かしています。腸骨が動けば足がスムーズに出せるし股関節の噛み合わせを調節してくれます。地面からの突き上げる衝撃も分散してくれるので膝や股関節・足首の負担も軽くなります。この腸骨が動かなければ足が出しずらくなり股関節の噛み合わせが悪くなり歩幅が狭くなります。膝に負担がかかり変形性膝関節症の原因になります。股関節の噛み合わせが悪いままでいると股関節痛にもなります。

このように仙腸関節の機能が悪くなると様々な悪いことが起こります。更に仙腸関節炎になれば強烈な痛みや痺れ・関連痛・感覚異常などが起こります。

ただこのような身体の痛みの原因はもともとは仙腸関節の動きにありますので仙腸関節の動きが正常になればほとんど解決していきます。

ただ仙腸関節機能障害の期間が長いとの根の変形や組織の変性が起こり、その部分に関しては治せません。ですから早めの治療が必要になります。特に50代以降は骨の変形が次第に起こってきますので50代以前に仙腸関節の動きを正常に戻し、骨に圧迫がかからないようにすれば将来の骨の変形も最小限に防げるばかりか身体への負担も軽くなりいつまでも身体を楽に動かせます。

早めにAKA療法(AKA博田法)を受け仙腸関節のl機能を正常にする事をお勧めします。。。


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