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筋肉と関節

2018.10.04 | Category: 未分類

筋肉は身体を動かしたり身体を支えたりする事が主な役割です。他に熱を産み出したりといったこともありますが今回はそういう役割は省略します。身体を動かすには筋肉が縮んだり伸びたりして骨を動かす事が必要です。骨は関節で曲がったり捻ったり伸びたりしています。

基本的には屈筋が縮めば関節が曲がり伸筋が縮めば曲がった関節が伸びて元に戻ります。関節面が正常な場合、すべりが良くスムーズに動いています。関節の周りには靭帯・関節包・脂肪組織・筋肉などがあり伸縮性があります。

関節面の動きが正常で関節がスムーズに自在に動けば筋肉の負担はそんなにありません。しかし何らかの原因で関節面の動きが阻害されたり関節周りの組織が硬くなったりすると関節はスムーズに動けなくなります。

そうなった場合、身体を動かそうとすると筋肉や関節に負担がかかりコリや痛みの原因になります。

つまり筋肉に負担がかかるのは関節が正常に機能していない場合が多いのです。もちろん重労働などをすれば筋肉に負担はかかりますが、日常生活でそんなに負担がかかることもしていないのにコリや痛みや痺れが起こる場合は関節機能障害が原因である場合が多いのです。

関節機能がいい人と悪い人が同じ作業をした場合、身体に負担が蓄積する割合が何倍も違ってきます。関節機能が悪いと身体に負担が溜まり続け限界を超えると痛みや痺れとなって現れます。

関節機能が悪いと筋肉に負担がかかると同時に機能が悪い関節の周りの軟部組織が過緊張を起こします。これは反射的に起こるものです。関節機能障害がある場合この過緊張が常に起こり、それが何年も続くとコリのようになり元に戻らなくなります。

ですから関節機能障害では深部の筋肉は過緊張で硬くなり表面の筋肉は負担が蓄積して硬くなりコリになります。そうなると頚から腰まで背中全体がガチガチに硬い方も珍しくありません。

でもここで筋肉が硬いからといってマッサージや鍼などで筋肉の治療を行っても一時的に楽になりますがまたすぐに硬くなります。それは筋肉が原因でコリが起こっているのではなく関節機能が悪い為に筋肉に負担がかかったり過緊張が起こったりしてコリが起こっているからです。

つまり原因である関節機能を治さない限りずーっとコリや痛みと付き合っていかなければなりません。

AKA博田法は関節機能障害を対象にした治療法で関節面の動き(関節包内運動)を改善させ関節がスムーズに動くようにする事によってその結果として筋肉などの負担が劇的に減りコリや痛み・しびれといった症状が改善していきます。


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