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仙腸関節機能障害について

2018.01.09 | Category: 未分類

多くの患者さんの仙腸関節機能障害の施術をしていて気づいたのですが、例えば左半身に症状が集中していて筋肉の過緊張も起こっているのですがAKA療法で左仙腸関節を施術し硬かった関節面が動き出すと意外とスムーズに動きだす事があります。

次に反対側の仙腸関節の施術をすると右の仙腸関節のほうが症状が集中している左の仙腸関節よりも硬く動きが小さい倍委があります。

このような状況で考えられるのがもともと右の仙腸関節が長年かけて徐々に動きが小さくなり関節面も固まってしまったことが原因で仙骨の動きが綺麗に動かなくなり捻りが加わったり斜めに動いたりするようになり何かの拍子に左側の仙腸関節の関節面が引っ掛かり左側に過緊張と急性の症状が現れたのです。

もともと仙腸関節は左右とも動きが良くないと仙骨は綺麗に動きません。片側だけ動かなくなると上記のようなことが起こります。

それによって関節面が引っかかったり関節炎が起こったりして本来動きのいいほうの仙腸関節の側に急性の症状が起こるのです。

もちろんもともと動きが悪い関節の側に症状が出る事の方が多いのですが、症状が強い側の仙腸関節がもともと悪いとは限らないのです。

AKA療法を受ける事ができる施設が極端に少ない

2017.12.01 | Category: 未分類

AKA療法は素晴らしい技術ですので多くの「痛み」「しびれ」「こり」などの症状に悩んでいる方々に受けてもらいたいのですがAKAを受ける事ができる施設が少なすぎるのです。

AKA 療法は技術が難しく習得する事が困難で完全にマスターすることなど不可能です。ですが少しでも技術力を高めようとこれまでの18年間頑張ってきました。

僕は父が「AKA博田法の指導医」であるという絶好の環境にありましたので恵まれていました。しかし実際に患者さんにある程度安定した効果が出せるまでに10年以上かかりました。今でも毎日技術向上を目標に頑張っています。

このように技術が難しいという事は先生によって技術の差があるという事です。なので患者さんとしては父のように「AKA博田法指導医」の治療を受けたがり、結果として指導医の先生は予約でいっぱいになり数か月から1年待ちなどという事になってしまいます。

僕の所は東京都足立区にあるのですが秋田県や新潟県から新幹線で来られる患者さんもいます。特に東北・北陸などはAKAを受けられる施設が少ないのです。

これからも患者さんに技術を信頼してもらえるように頑張っていきます。

正座が出来ない

2017.11.14 | Category: 未分類

50歳代くらいまでで膝の変形が無く正座が出来ない人は仙腸関節機能障害により筋肉・靭帯・関節包などの軟部組織の過緊張が起こりそれが広がって膝の屈曲の障害になっている場合や仙腸関節機能障害による関連痛の痛みで屈曲できない場合などがあります。

これらの場合はどちらも原因は仙腸関節の機能障害にあるのでAKA療法でその機能障害を治せばすぐに曲げられるようになります。

60代以上の骨の変形を伴った場合は膝自体がガチガチになり、膝関節面のすべりや回旋などの関節包内運動が阻害されている場合があります。もちろん若い人と同じ原因の場合や複合的な原因の場合もありますがガチガチに硬くなっている場合は時間もかかりますし完全に正座できるまでは改善しない場合もあります。

このような場合は仙腸関節機能障害をAKA療法で改善させ更に膝関節面の滑りを誘導しながら曲げていきます(AKA博田法構成運動)

そうすると次第に関節面のすべりや回旋が起こるようになり膝をスムーズに曲げたり伸ばしたりできるようになります。

もちろん正座が出来るまでに改善する患者さんも多くいます。

40代女性 5分も立っていられない

2017.10.25 | Category: 未分類

9月に初診の患者さんで「5分も立っていると足がじんじん痺れてきて立っていられない」という訴えで来院されました。お話を伺うとその他に前腕痛い・腰が痛い・手首が痛い・肩が痛い&首から背中のコリが酷い・・といった症状が満載でした。

AKA博田法で骨盤を動かそうとするとカチカチでほとんど動きがありません。背骨全体も棒のようにカチカチです。いままで接骨院や病院で治療していたのですが悪くなる一方だったそうです。

本人曰く「だんだん痛みがひどくなってできる事が少なくなってきて立っていられないので電車にも乗れずこのまま家から出られないどころか寝たきりになってしまうのか」と思ったそうです。でもまだ40代だし何とか治そうと思い調べていたらAKA博田法を見つけたとおっしゃっていました。

掃除など動きながらできる事はいいのですが、洗い物などは立っていられず椅子を出してきて座ってやっていたそうです。しかも座る事も30分くらいしかできず大変だったみたいです。

若くても仙腸関節が機能していないと身体にかかる負担を取り除けずに他の関節の機能も悪くなって痛みやコリやしびれが酷くなってしまうのです。ここまで悪くなるには10年単位で仙腸関節が悪いと思いますがこれらの症状が仙腸関節が動かないからだとは思わないでしょう。ですからまずは近くの病院や整骨院に行って治療するのですがそれでも治らないと途方に暮れてしまいます。

この患者さんは今5回ほどAKA博田法で治療しましたが、骨盤の仙腸関節もスイスイ動くまでは行っていませんがゆっくり動くようになりそれに伴って前腕の痛み以外は取れました。家でも立って皿洗いもできるし近くなら電車で出かける事もできます。気持ちも前向きになり笑顔が増えました。

更に治療を続ければ痛み無くなり何時間でも立っていられると思います。

このように仙腸関節の機能障害は様々な症状の原因となります。いろいろ治療しても治らない場合は仙腸関節機能障害があるかもしれません。そういった患者さんの力になれればいいと思っています。

仙腸関節機能障害

2017.10.16 | Category: 未分類

腰痛をはじめ様々な身体の痛み・しびれはケガによるものよりも日常の生活の中で「いつの間にか痛くなってきた」という場合がほとんどです。

その原因は関節の機能障害にあると考えます。特に骨盤の仙腸関節の機能障害は起こりやすい上に悪化させると症状も重くなります。仙腸関節が正常に機能していれば身体の動きもスムーズで身体にかかる負担を取り除いてくれるので疲れにくくなります。

仙腸関節の動きが悪くなると身体への負担を取り除けなくなるので、例えば腰が重くなったり身体の疲れが取れない・長く座っていると腰が痛くなる・長くたっていると足が痛くなるなどのちょっとしたことから始まります。長い間座っていると腰が痛くなるがそれ以外は腰は痛くないので、たまたま痛いだけとかそのうち治るとか思ってしまいがちです。

しかし仙腸関節の機能が悪い期間が長ければ長いほどそれを治す時に時間がかかってしまいます。早めに治せば2・3回の治療で治るのに何年・何十年と機能が悪い状態で過ごし重篤な症状になってからの治療ですと時間がかかります。

特に仙腸関節機能障害は仙腸関節自体を直接動かす筋肉が無いので一度機能が悪くなると自然に治る事は難しくなります。仙腸関節は腰の動きや足の動きを補う形で動くので単独で仙腸関節だけは動きません

また仙腸関節機能障害を治す事は難しく「AKA博田法」で関節面のすべりを良くして関節包内運動を改善させることが最も有効な治療であると思います

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